ドライフラワーリース作り体験♬
冬の体験メニューをご用意いたしました。
自分だけのリース、作ってみませんか?
4名様以上となりますが、ランチもご予約制でご用意いたします。
ぜひお声がけください。
2020年もよろしくお願いいたします
2020年、あけましておめでとうございます
年末年始は雪降りでした。
暖冬で、雪の少ない今シーズンではありますが、
八幡平はパウダースノー、積雪はしっかりあります。
(今日は雨交じりの濡れ雪になりました・・)
今年もスキーを楽しまれる方々に年越し期間中ご利用いただきました。
お越しいただきました皆様、ありがとうございました。
夏場に比べ閑散期、オフシーズンとなり
冬季間中は自炊のみとなりますが、
冬は冬の楽しみもあり、ゆっくりとお過ごしいただけると思います。
ちらほらと、冬の湯治滞在のご予約もいただいております。
今月は11日・12日にお休みをいただきます。
それ以外は概ね営業予定ですので、ぜひ温まりにいらしてください。
冬の楽しみの一つに、
ドライフラワーリース作りもぜひぜひご体験ください。
冬のアクティビティも見逃せません。
オススメはリピーターも多い八幡平ビジターセンターのガイド付きスノーシュー体験
八幡平の雄大な自然を楽しめます。
↓↓
2月の樹氷を見にいくイベントは毎年早々に定員に達します。
5年ほど前に1度チャレンジした時の感動は今でも忘れられません。
片道4時間、八幡平の山頂を目指し歩くハードなコースですが、
歩かないと見に行けない景色に出会えた時の達成感は格別ですよ!!
1月、3月もイベントはありますのでぜひチェックしてみてください。
そしてそして、パウダースノー率の高さに定評あり、標高1100Mのゲレンデ秋田八幡平スキー場こちら
とにかく八幡平の自然の豊かさは飽きることがありません。
今年はどんな景色を見せてくれるのでしょうか?
無事カエル
背中をさすると鳴きます。
お風呂上がりにコロコロと聞こえてくる音。
昨年一番活躍したかもしれません。
時とともに、背中が丸くなっていくかも・・?
本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
秋田で、 〜『秋田デ、』を見て〜
秋田で事務所を構え10周年、
澁谷デザイン事務所の澁谷和之さんの
10周年デザイン展に行ってきました。
町で見かけて、
『これはきっと澁谷さんが作られたポスターだな』
と思って見ていたものや、
『え!これも澁谷さんのデザインだったのか!』
というものもあり、、とにかくたくさんの秋田でされてきた素晴らしいお仕事の数々を見ることができました。
一つ一つのどれもが、
見た目、情報を整えたうわべだけを作るのではなく、
その表現する対象の本質に丁寧に向き合って作られたのだな、と
土地や、作物、商品、お店、人へのリスペクト、
澁谷さんの真摯な姿勢が
感じられるものばかり。
1枚の紙から、
その鼓動までもが聞こえてきそうでした。
デザインというものは、内部にまで及ぶものなんだな、ということを澁谷さんと出会い、知りました。
素晴らしいお仕事をされている澁谷さん、
いつも、お会いしお話しさせていただく度に、
私は秋田で、鹿角で、八幡平で、湯治場で、
『何』を大切に、取り組み、生きていくのか、
ということを考えさせられます。
とにかく、
見ることができて、良かったです。
12月8日まで
ぜひ!
<写真は、たくさんの方に見ていただきたいという思いから撮影OKとされていました。>
澁谷デザイン事務所
10周年デザイン展
秋田デ、
〜秋田で、デザインするということ〜
2019.11.27~12.8
10:00-19:00
最終日は17:00まで
(月・火はお休み)
<冬もやってます♨️>冬季の営業について
例年より暖かいおかげで遅かった紅葉も終わり、木々の姿が露わになりました。
どの季節も良いのですが、やはり紅葉の時は、木の全エネルギーを目に見えるようにアピールしているようで、生命力を非常に感じます。
タイミング合わず見られなかった方、、
この度、我が家のストリートビューが撮影されました。
良いタイミングで撮っていただくことができ紅葉の様子が疑似体験できるかと思います。
すごい技術ですね・・・
グーグルマップでいつでもご覧いただけますが、
よかったらご覧ください。
↓
素晴らしい技術、、
とはいえ当然ですが、実際に見ることに敵うものはありません。
この空気、ぜひご体感いただきたいです。
紅葉は色づき始めから、散るまで、本当に毎日、毎時間景色が変わっていきます。
飽きることなく木々の力を感じます。
わたしは、ピークを過ぎた晩秋の景色も好きです😌
そして、露わになった木々のシルエットもまた、
冬を越すために力を蓄えているようで、力強く美しいです。
紅葉の終わりとともに、お客様の出入りもひと段落、
今月の初めは、
冬を迎える準備を進めました。
落ち葉の処理や
(ご覧の通りの木の数です。落ち葉の量もすごいのです・・
この上に雪が積もってしまうと滑って危険なので大切な作業です。)
建物や植木を守るための雪囲い
畑や花壇の片付け
雪国にとって冬を迎える前の支度は重要な作業です。
今年は初雪も遅く、八幡平の山頂の方からもあまり雪の声は聞こえませんでした。
ニュースでも取り上げられた先日の広い範囲の寒波でやっと初雪が・・
思ったより降らず、
積雪もありません。
今年はどんな冬になるでしょうか。
さて、本題の冬季の営業についてのお知らせです。
都合によりお休みすることもありますが、
日帰り入浴、ご宿泊ともにご利用いただけますので、営業状況についてはお手数ですが『今日やってますか??』とお問い合わせください。
冬季間は素泊まりのみとなります。
詳しくはこちらをご覧ください。
今年はこの近年の中でも特にお客様の湯治場への関心が高くなってきたなあ・・
と感じる一年でもありました。
初めての湯治場、という方も、2度3度と足を運んでくださり、
私共としても、嬉しくもありました。
特別な時間というよりは、日常を温泉で過ごす、という感じです。。
宿としては簡素でありますが、
豪華でなくともそこにも価値はあり、大切な時間を過ごせるのではないかな、
そんな風に日々思いながら、
湯治場という場所に感謝しながら営業しております。
日帰り休憩のお昼寝だけでも結構気持ち良いものですので、
冬季間の湯治こそ、ぜひご体感いただきたいと思っております。
(お過ごしいただく上での感じ方には個人差はもちろんあります。また、急に体調が良くなるというような即効性がある場所でもありません。)
私たちは今時期、外での作業を終えると、
オンドルがあって本当によかった〜と
床に這いつくばって、つくづく、この自然に、
オンドルという文化があったことに感謝しております。
オンドルのありがたみを実感する最高な季節ではありますが、
この通り、立地柄、この時期がオフシーズンとなります。
.....皆様、損をされています。
ということで、
見つけた人だけが得をする、お得なクーポンをご用意いたしました。
先着順となりますので、ぜひお見逃しなく。
近隣の情報もございます。
パウダースノーの質の高さは全国でも随一、
秋田八幡平スキー場の安全祈願祭は22日に行われます。
早く雪が降るといいですね・・・!
全国からファンが集うスキー場ですが、現在重要な機器である圧雪車がピンチです。。
今月末までのクラウドファンディング、ぜひご協力お願いします。
冬のお楽しみとして、スノーシューでのトレッキングもオススメです。
雪原の気持ち良さは格別。
ビジターセンター冬季イベントはこちら
そしてそして、、
銭川温泉でも冬のお楽しみをご用意いたしました。
書道教室主宰38年、
国内外様々な場でご活躍されている
渡邉眞理子先生による
美文字レッスン第二弾は12月8日です。
前回、個々の個性も見ながら、わかりやすいアドバイスで教えてくださり、
楽しくあっという間の時間でした。
子供の時から渡邉先生に字を習えていたら楽しく習得できていただろうな・・
貴重な機会ですので、お見逃しなく!
各種SNSでものんびりと更新しています。
振り返っては、地味だなあ、映えないなあ、と思ったりしますが、ありのままを載せてますので、
よかったら覗いてみてくださいね。
久々の更新に欲張って詰め込んでしまいましたがお読みいただきありがとうございます。
寒くなってきましたので風邪など引かぬよう、お身体を温めて、健やかにお過ごし下さい。
ぜひ、温泉に温まりにいらしてくださいね。
美文字レッスン開催しました。<次回は12月8日です!>
10月27日開催の渡邉眞理子先生による
美文字レッスン
筆ペンで日常に使う『御祝』などの文字を練習しました。
個々の個性も見ながら、わかりやすいアドバイスで教えてくださり、
楽しくあっという間の時間でした。
何よりも、自分の名前が難しい・・!
見本のある字だとそれに習いながらフレッシュな気持ちで書くのですが、
何百回も書いたことのある自分の名前こそ、意識してしまい、より難しさを感じます。
書いているうちにゲシュタルト崩壊・・!
一体なんの字を書いているのか分からなくなりそうな事態に。。
しかし、字は分解するところからが始まりなのでは・・!
と、短い時間でしたが学びになりました。これを書いている私は阿部の阿の可の部分を重点的にアドバイスいただきました!
個々の字を見て、丁寧にアドバイスをしてくださいました。
アドバイスをもとに書いてみると別人のよう・・・!
子供の時から渡邉先生に字を習えていたら楽しく習得できていただろうな・・
と感じた
貴重な時間でした。
第二弾は12月8日です。次回貴重な機会ですので、お見逃しなく!
足もみセルフケア講座、定期開催中です。
現在開催中の足もみセルフケア講座
気軽にご参加いただきながら
日々の健康、自分の体と向き合う時間となればと
5月〜10月に
毎月1回、夕食前の1時間を使い定期開催しております。
お気軽に参加していただけるよう、先生のご協力もあり、非常にリーズナブルな講座となっております。
たまたまその日の宿泊のご縁であったり、
地元から日帰りで参加くださったり、
粛粛と続けながら、必要とする方のお役に立てれば。。などと綺麗事を言いつつ
実のところは、私たち自身のチューニング的な意味も持っていたり。
実際に足を触って、
そして触っていただくと気づく滞り
自分の体は自分の体なのに、
気持ちを向けていないと、結構わかっていないもの。
『腎臓だね・・』
とか
『肝臓だね・・』とか
『耳だね・・』とか
うふふと足を見て下さる先生の笑みは
まるで
痛い!!!!
という私の顔が何よりの栄養と言わんばかり。
(そして、それに抗うかのように我慢してこらえて素知らぬふりをしたとしても、触るとわかってしまう先生。何が言いたいのかというと、それほどの経験と知識をお持ちということ。探究心、向上心には恐れ入ります。)
本年は、基本の足もみと、お悩みの多い腰にフォーカスを当てた講座を繰り返し開催しております。
先日8月の講座のテーマは腰!!
考えられる腰の痛みの要因を様々な面から解説するゆぱ先生
腰が痛ければ腰だけがおかしいことになっているとは限りません。
体はパズルのように違うピースが組み合わされているのではなく、全てが繋がっています。
(パズルのようだと交換ができて便利かもしれませんが)
まずは足をほぐします
もみ方を教授し
一人一人チェック!
イタタタタタタタ
自分で触って気がつくすね、ふくらはぎの凝り固まり。
丁寧に教えてくださいます。
揉んだ後と前を比べて上がる歓声
今回は2人でもんでもまれて学ぶ場面も
次回は9月21日、
足もみの基本です。
今年度はあと2回。
宿泊の方も、日帰りの方もご参加いただけます。
ぜひチェックしてみてくださいね。
[いにしえから伝わる鹿角紫根染・茜染]
先日、紫根染の貴重な体験をさせていただきました。
↑実際に染めてきたもの
すごいものだとは知っていながら実際に見聞きし体験してみると
そのすごさをより実感したのでした。
今回はこの鹿角の紫根染・茜染をご紹介します。
ここ鹿角ではこの染物に必要なムラサキ、アカネ、
また下染に使用するサワフタギが豊富に自生していたため
1300年前の昔から
その根を使い染める 紫根染、茜染の技法が伝承されてきました。
(1300年前というと大日堂舞楽や尾去沢鉱山と同じ歴史です。
奈良時代に京から文化が流れてきたのでしょうか。)
(パンフレットより)
江戸時代には産業として発展し、 その質の高さから献上品ともなり
京紫と江戸紫と並び南部紫は日本三大紫と称され、
とりわけ南部、鹿角のものは品質がよかったそうです。
しかし明治に入り、西洋の技法が流れ込むと一時途絶えてしまいます。
その後、大正期に研究を重ね古代技法を復興させた鹿角市花輪の栗山文次郎氏(人間国宝)、
その技術を受け継いだ息子の文一郎氏により平成3年まで大切に守られてきました。 .
古代の紫根染、茜染はサワフタギの灰をつかった下染120回
(この灰に含まれるアルミニウム成分が染色に必要なんだとか。
昔の人はすごいです。サワフタギが希少となった現在は椿で代用しているそうです。)
さらにムラサキやアカネの根から抽出した染料で本染を行い、
タンスの中で年月をかけ寝かせるなどの工程も入り、
完成までに5年以上という
途方にくれるような作業を要したそうです。
何年もかけ染め上げられた
その紫、茜は色あせることなく、
「神の坐す布」と言われ、
文次郎氏の染めたものは
伊勢神宮や皇室にも献上されました。
こちらの写真は50年前に染められたもの。
実物を見せていただきましたが、
やはり現代のものとは違う深みと輝きを放っておりました。
↑何度も何度も下染された羽二重
羽二重の柔らかさはなくなり、
厚みと硬さが出て色がついています。これを絞るのはそれはそれは大変な作業だったようです。
昭和後期~平成の開発などにより、
自生していたムラサキ 、サワフタギは非常に希少となりました。
文一郎さんが亡くなられ技術が途絶えた現在は
研究会の皆様が長い年月をかけ
ムラサキの栽培・古代技法の習得などの研究に取り組まれています。
研究会を牽引する関さんは文一郎さんが亡くなる寸前に
当時のお仕事の縁で染める様子を取材をされたそうです。
それがなければ今、この技術をこのような形で伝え聞くこともできなかったかもしれません。
自分の責務と染物に取り組まれた文次郎さん文一郎さんにも
また復活に取り組む研究会の皆様にも敬服・感服いたします。
今回の体験は、
短時間でできるよう3度の下染を研究会の皆様が施してくださった布で、
現代技法で染めました。
サワフタギの代用として使う椿の灰も、
現在手に入るムラサキもまた、
とても貴重だそう。
この体験の下染、本染を繰り返しただけでも大変だと感じましたが
古代の技法を思うとそれはもう大変な作業だったのだと分かりました。
印にそい縫って絞ります。
ちゃんと絞れているのか...
↑解説を聞きながら染めます。
写真の黄色い布は下染して干している様子。(栗山家)
体験版の行程
温度管理などもしっかりされていました。
三度の媒染、本染を繰り返し
いよいよ洗ってほどきます。
緊張の瞬間!
ちゃんと模様になりました!(ホッ)
絞りを取って染め上がった布をみると感慨ひとしお。
研究会のスタッフのみなさんのおかげで不器用な私が染めても形になりました!
これは乾かしたら3ヶ月以上寝かせることで色が落ち着きよくなるのだそうです。
秋に開けるのが楽しみです。
とても貴重な経験をさせていただきました。
研究会では研究会員さんを募集されています。
また、体験も定期的に行われております。
(先日は嵐のコンサートのために来日した中国の漢方医の方が体験された、、
など、この紫・茜を染める技術は海を越え注目されているようです。)
興味をお持ちの方はぜひホームページなどでチェックしてみてはいかがでしょうか?